凌霄花(のうぜんかずら)
【凌霄花(のうぜんかずら)科・ノウゼンカズラ属】
中国原産。
凌霄花(のうぜんかずら)科・ノウゼンカズラ属ということは
凌霄花は凌霄花科の代表的な花ということです。
桐(きり)も凌霄花科です。
桐は昔からある木ですが、桐科とはならなかったのは
桐は山間にあり人の目に付きにくい。
それに対して凌霄花は街中でもよく咲いているから身近にある。
だから凌霄花科となったのでしょう。数の力。
つる性の植物で他の木に巻きついて大きくなる。
他人に寄りかかって生活している感があり、
基本的にあまり好きではない。
【凌】は相手を踏みつけにする。陵辱なんていいますね。
【霄】は空や雲の意味があり、
空に向かって高く咲く花の姿を表している。
最後の【花】は普通はかずらは葛という字ですが、
葛よりも花がきれいなので当て字で、花と書いて
かずらと読ませたのでしょう。
夏の暑い時期は花が少なく、
木全体に、鮮やかな色の花を付けよく目立つ。
いまの時期貴重な花です。
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