建築用語でホームタイという言葉がある。
コンクリートを打つときにちょっと背の高いコンクリートを
打つときに型枠のコンパネがコンクリートの重みに耐えきれず
膨らんだり、一気にはじけて破れたりすることがある。
これを防止するために型枠から型枠に直径5㎜程度の鉄の棒で
引っ張ることがある(この鉄の棒はコンクリートの中に残る)。
この鉄の棒をセバレートと言い、
型枠から出てきた鉄の棒にはネジが切ってあり
このネジにねじ込んでセバレートが外れないように
型枠の外側で留めてなおかつ鋼管を繋ぐための
媒介金物をホームタイと言う。
こんな説明ではなにがなんやらわかりませんね、
実物はこれ
このホームタイ、なんでホームタイ?
実はホームタイと呼んでいる言葉は元々フォームと言っていた。
フォーム、形と言う意味。
セバレートで形を整えた(間を均一にした)型枠を
タイ、固定すると言う意味。
当初はフォームタイと言っていたが
フォーが言いにくいためにホーとなりホームタイとなった。
販売店によりホームタイ、フォームタイ両方の言葉が混在しているが
それにしてもなかなか製品名に結び付きにくい名前ではある。
製品名がわからずに買いに行っても
すごすごと帰らなければならない。
この説明では意味わからんやろうな。
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