2013年7月25日木曜日

責任(2013.7)

30年前までは日本人は自己責任の民族であった。

怪我をすれば、それがたとえ骨折であっても、

格好が悪いということで他人には言わなかった。

今は違う。 

あの段差にけつまづいた、 

あの段差を放置した建物管理者の責任や。

治療代を出せ、段差を直せ。

これを全国民が言うからたまらない。 

みんなが疑心暗鬼になって、 

責任がかからないようなことばかり考えるから

すべてが後ろ向きの仕事になってしまった。

前向きではないから縮小の一途。 

働き場所がないから経済が振るわないのではない。 

責任がかからないような仕事ばかりするから

この不況の日本になった。

仕事の半分は実際の仕事、半分は書類。 

これでは経済が伸びるわけはない。

日本が破綻するまで、今後も不況は永遠に続く。

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