2013年7月16日火曜日

問題は電池(2013.7)

鉄腕アトム、鉄人28号でもいい。

どちらかがいれば、福島の原発問題は簡単に解決する。 
 
今から40年ほど前に早稲田大学で【ワボット】という
 
2足歩行ロボットが研究されていた。 
 
すぐにでも出来上がる雰囲気だったが30年、 
 
成りを潜めて突然ホンダのアシモくんが出てきた。
 
あれから10年。
 
やっと階段が登れて少しだけ会話ができる程度。 
 
なんにも障害物のない所で自立歩行ができるというだけの物。 
 
人間のように障害物を退けながら、
 
狭い隙間にも入り込んで探索することはまったくできない。 
 
ここで問題になるのは、 
 
自立歩行と言っても人間のように筋肉が伸び縮みして
 
手足を動かしているわけではなく
 
モーターの回転で手足を動かしているので
 
非常に効率が悪いわけです。
 
人間は丼1杯の食事で2日くらいは動けるが、 
 
ロボットだと10分くらいでしょう。
 
筋肉とモーターはこれくらいの効率の違いがあるわけです。
 
筋肉は省エネの最高のシステムです。
 
歩行のシステムを変えるか、
 
電池の大改革がない限り
 
アシモくんは江戸時代のカラクリ人形の域を出ない。
 
あと100年かかるな。

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