安全(2012.10)

今の安全は他人から批判がでない安全を追い求めているから

責任者は大変な苦労を強いられます。

書類が山のようにあります。

安全の人は指摘をしないと仕事をしていないと

責められますから頑張ります。

指摘があれば是正の書類をまた書かねばならない。

責任者は疲れはててしまいます。

でも書類をいくら書いても

実際の安全にはなんの役にもたちません。

実際の安全は、

現場のちょっとした工夫と現場をよく見ることにかかっています。

でも若い者はそんなことも知らないし、

書類を作るのにいっぱいですから

現場を見る時間もない状態になってきた。

職人は安全を回りからくどくど言うものだから覚えない。

言わないとやらない、グダクダの職人ばかりになってしまった。 

枝葉末節をくっちゃくっちゃ言う安全員と

疲労困憊で会社に窮状を訴える責任者と

グダクダの職人を乗せたこの地球号は

どこに向かおうとしているんでしょうか。

言えることは技術力の大きな低下と

責任を逃れることばかりを考える人ばかりになったこと。

惨憺たる有り様。

こんな仕事のやり方では

益々日本から仕事は逃げ出すな。

高い、うるさい、こりゃあかんわ。