昔は竈(かまど)にお釜を入れてご飯を炊いていました。
燃料は薪(まき)。
【はじめチョロチョロ、中パッパ、赤子(あかご)泣いてもふたとるな】
これはご飯を炊く方法を言っています。
死語になりつつありますが。
はじめチョロチョロ、最初は弱火で。
中パッパ、途中は強火で。
赤子泣いてもふたとるな、赤子が泣くようなこと、つまり何があっても蓋を取るな、充分蒸らしなさい。
という意味です。
ご飯炊きは面白くて子供の時、よく手伝いました。
朝早く寒かったので、ご飯を炊いていると
部屋がほんのり暖かくなり、いいぐあいでした。
さて、今回、第○ヒ○ー○ッ○の○井さんから
投稿があったこの写真、お釜のビックサイズ
自重は1トンくらいはありそうです。
500人くらいの量炊けそう。
実際に使ったのか、飾りなのかはわかりませんが、
この大きさだと竈(かまど)に据えたままの使用になりそうです。
米を入れる、水を入れる、出来上がって蓋を取る、
ご飯をつぐ、お釜を洗う、すべてが重労働。
クレーンが必要です。
ゴエモン風呂はこれによく似ている。
これを縦長にして鍔(つば)を取れば、風呂釜になる。
鉄だから周りは熱く、底に木の板がなければ入れない。
風呂を沸かすのは子供の仕事でした。
だからなのかもしれませんが今でも焚き火は大好きです。
火を見ていると心がなごみます。
キャンプファイアはその名残なのかもしれません。
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