2012年10月24日水曜日

お釜(2012.10)

昔は竈(かまど)にお釜を入れてご飯を炊いていました。

燃料は薪(まき)。

はじめチョロチョロ、中パッパ、赤子(あかご)泣いてもふたとるな】

これはご飯を炊く方法を言っています。

死語になりつつありますが。

はじめチョロチョロ、最初は弱火で。

中パッパ、途中は強火で。

赤子泣いてもふたとるな、赤子が泣くようなこと、つまり何があっても蓋を取るな、充分蒸らしなさい。

という意味です。 

ご飯炊きは面白くて子供の時、よく手伝いました。 

朝早く寒かったので、ご飯を炊いていると

部屋がほんのり暖かくなり、いいぐあいでした。

さて、今回、第○ヒ○ー○ッ○の○井さんから

投稿があったこの写真、お釜のビックサイズ

自重は1トンくらいはありそうです。

500人くらいの量炊けそう。

実際に使ったのか、飾りなのかはわかりませんが、

この大きさだと竈(かまど)に据えたままの使用になりそうです。

米を入れる、水を入れる、出来上がって蓋を取る、

ご飯をつぐ、お釜を洗う、すべてが重労働。

クレーンが必要です。

ゴエモン風呂はこれによく似ている。

これを縦長にして鍔(つば)を取れば、風呂釜になる。

鉄だから周りは熱く、底に木の板がなければ入れない。

風呂を沸かすのは子供の仕事でした。

だからなのかもしれませんが今でも焚き火は大好きです。

火を見ていると心がなごみます。 

キャンプファイアはその名残なのかもしれません。

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