事故を無くするために、各種書類を書く。
書類は毎年増え続け結果として膨大な書類の量となった。
ベテランでも仕事の片手間に書類を片付けてしまうことが困難になってしまった。
当然若い人間は、書類の処理だけが仕事の大半を占めてしまう。
ひとりの人間の熟練度、を上げるには経験と技術の両輪がうまく働かないと使い物にならない人が出来上がる。
しかも経験と技術だけでも人生をかけて、ずっと努力してようやく身に付く代物。
この経験と技術をおろそかにして書類中心の建築業界になってしまったものだから、
まったく仕事を知らない人ばかりになってしまった。
書類は完璧、仕事はボロボロ。
日本は終わりやなというのは、こんなところからでもわかる。
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