2011年11月10日木曜日

綺麗な服(2011.11)

われわれの若い頃は職人の手伝いをしながら育ってきたから

服はいつもドロドロ。

でもそのおかげで仕事の細部まで知っている。

だからある程度の危険な作業はわかるし、自分でも出来る。

でも今は綺麗な服を着て、汚い作業は職人に任せて見ている。

見ているのも飽きたから他のところでおしゃべり。

打合せといいながらパソコンの前でゲーム。

この綺麗な服を着ていられるのは先人ががんばって

組織を作ってきたおかげ。

職人が知識を持っているから監督は見ているだけで済んでいる。

見ているだけで済んでいることが自分が仕事が出来るから

進んでいると勘違いしている。

だから今現在困っていないから仕事の内容はわからなくても

それで良し。ではないわな。

これから先は苦労するで。

綺麗な服を着て仕事を見ている間に、

仕事のノウハウはどんどん失われている、、、、、

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