100角タイル、
言わずと知れた10センチ×10センチの正方形のタイル。
日本のタイルは通常、目地込みで作るので
目地のセンターからセンターが10センチとなっている。
実際のタイルの寸法は97mm×97mm×8mmで作られる。
1m角の壁にタイルを張るときタイルは100枚必要だが、
97mm×97mm×100枚=0.94m2で目地は0.06m2の面積となる。
6cm×10cm、意外と目地は広い。
このタイル貼り、昔はダンゴ貼りと言って、
タイルの裏にモルタルを入れてタイル職人が貼っていた。
最近はダンゴ貼りが出来る職人が減ったから、接着剤で貼っている。
この接着剤で貼る方法は地の壁が
真っ直ぐに仕上がっていないと汚くなる。左官の腕が要求される。
最近は左官の腕も落ちたからボードに直に
接着剤で貼っている建物も多い。
コンクリートの壁にきっちりとしたタイルを貼るときは
80代の左官かタイル職人を呼ぶ必要がある。
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