2011年11月18日金曜日

タイル(2011.11)

100角タイル、

言わずと知れた10センチ×10センチの正方形のタイル。

日本のタイルは通常、目地込みで作るので

目地のセンターからセンターが10センチとなっている。

実際のタイルの寸法は97mm×97mm×8mmで作られる。

1m角の壁にタイルを張るときタイルは100枚必要だが、

97mm×97mm×100枚=0.94m2で目地は0.06m2の面積となる。

6cm×10cm、意外と目地は広い。

このタイル貼り、昔はダンゴ貼りと言って、

タイルの裏にモルタルを入れてタイル職人が貼っていた。

最近はダンゴ貼りが出来る職人が減ったから、接着剤で貼っている。

この接着剤で貼る方法は地の壁が

真っ直ぐに仕上がっていないと汚くなる。左官の腕が要求される。

最近は左官の腕も落ちたからボードに直に

接着剤で貼っている建物も多い。

コンクリートの壁にきっちりとしたタイルを貼るときは

80代の左官かタイル職人を呼ぶ必要がある。

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