30年前の本格的な設備を見る機会に恵まれました。
水冷式の設備です。
昔はエアコン(空冷式)が無くてすべて水冷式。
適当なところに適当な部品が教科書通りに付けられ
見事に機能しています。
当然経年変化による不具合はありますが、
新築当時の設備を想像すると見事なものです。
水冷式→空冷式と中央式→個別式となり、
施工する側も使用する側も、仕事は楽になり、
使い勝手も良くなりハッピーエンドと言いたいところですが
ひとつだけ問題があります。仕事は楽になりというところです。
機械を設置して繋ぐということだけの簡単さになった。
繋ぐだけなのでそんなに考えなくても出来る。
誰でも出来るということです。だから勉強をしない、
だからみんなの力が落ちてしまった。
それが進歩だといえば終わりのものですが
基本的なことがわかっていないまま、
繋ぎ屋さんになってしまうので少しなんかあれば
対応できないということです。
1970~1990年代の人と比べると、
今の人は1/5くらいの力しかない。これが大問題。
設備の不具合も、事故の多さもこれにある。
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