2018年2月2日金曜日

傘張り(2018.2)

傘張りではないけれど、傘の糸が外れて


修繕
よしっ。

江戸時代、長屋で浪人が傘張りの内職をする。

このころの傘は油紙を傘の骨に糊で貼っていた。

では傘貼りではないのか。

張、一般用語、取り付ける。

貼、限定用語。のりなどで付ける。

じゃあ傘貼りがいいのでしょう。

辞書の傘張りも間違いではない。

どっちやねん。

細かく言うと

2010年の常用漢字表改定で貼(はる)が入ってから、

張との使い分けが必要になった。

それまでは全部、張り。

今は傘は貼りません。

全部糸。

この傘はあと20年は使えそうです。

骨の蝶つがいが外れたら針金で直すんやで。

0 件のコメント:

コメントを投稿