2017年6月2日金曜日

木の高さ(2017.6)

木は毎年年輪を重ねて太く高くなっていく。

木は幹の表面の樹皮から数センチが生きていて

それより奥から中心までは死んでいる。

直立するための柱としての役割しかない。

木が生きるためには水が必要だが

どうして根から木の天辺まで水を上げているのか。

大気圧を利用して水を上げると

10mくらいしか上がらない。

これは自然現象だからどうしょうもない。

替わりに木が利用しているのが葉の蒸散現象。

太陽が当たり葉っぱから水分が蒸発することを

蒸散と言うが蒸散により減った水が根から補給される。

蒸散力は大気圧よりも強い。

大気圧により持ち上げられる高さが10m、

蒸散力により持ち上げられる高さは130m。

世界には130mより高い木はない。

木はないというか、水をそれ以上上げられないから

木が育たない。

自然はかなりうまいことできている。

0 件のコメント:

コメントを投稿