木の高さ(2017.6)
木は毎年年輪を重ねて太く高くなっていく。
木は幹の表面の樹皮から数センチが生きていて
それより奥から中心までは死んでいる。
直立するための柱としての役割しかない。
木が生きるためには水が必要だが
どうして根から木の天辺まで水を上げているのか。
大気圧を利用して水を上げると
10mくらいしか上がらない。
これは自然現象だからどうしょうもない。
替わりに木が利用しているのが葉の蒸散現象。
太陽が当たり葉っぱから水分が蒸発することを
蒸散と言うが蒸散により減った水が根から補給される。
蒸散力は大気圧よりも強い。
大気圧により持ち上げられる高さが10m、
蒸散力により持ち上げられる高さは130m。
世界には130mより高い木はない。
木はないというか、水をそれ以上上げられないから
木が育たない。
自然はかなりうまいことできている。
0 件のコメント:
コメントを投稿