2014年6月6日金曜日

道草(2014.6)

道草(みちくさ)、道の草と書く。

意味は目的地へ行くときに
 
他のことをやっていて時間を費やしなかなかたどり着かないこと。
 
学校帰りに虫取をしていて子供がなかなか帰ってこない、
 
道草をして親に怒られた~こんな経験あるでしょう。
 
会社帰りに飲み屋で道草をして帰りは午前様。
 
田舎ですが、子供の頃巾2.5mくらいの道に
 
間口1.5mくらいの飲み屋が一軒だけあり
 
【道草】という屋号でした。
 
今はもうありません。
 
昔は車がありませんから田んぼの土起こしは牛が担い、 
 
物を運ぶのは馬が担っていた。 
 
道路には結構牛や馬の糞が落ちていました。 
 
今ならこっぴどく怒こられるんでしょうが
 
牛や馬が生活の一部でしたから
 
糞のことなど誰も気に止めませんでした。
 
おおらかな時代でした。
 
家の敷地に年寄り夫婦の家があり、馬小屋があり、
 
とい面には若者夫婦の家があり、真ん中に庭がある。 
 
大家族で和気あいあいと住んでいた良き時代でした。
 
一仕事終えて馬を引いて家に帰ると途中、 
 
馬が道端の草を食べて時間が遅れる、 
 
馬が道の草から道草という言葉ができて
 
今、使われているわけです。

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