2014年6月24日火曜日

順番(2014.6)

物事には必ず順番がある。

屋上に水を上げる揚水ポンプ。
 
ポンプ⇒フレキ⇒チャッキ⇒バルブの順番に取り付けるのが正解。
 
たまにポンプ⇒チャッキ⇒バルブ⇒フレキを見かけることがある。
 
フレキの上にチャッキとバルブがあると重量があるために
 
固定をしっかりとしなければならないから
 
これを嫌う時はポンプ⇒チャッキ⇒バルブ⇒フレキの
 
順番に取り付けてチャッキとバルブの重量をポンプにかけ
 
仕事を楽にしようという意図がある。
 
そうか3つの部品の順番に想いがいかず、
 
付ければいいんだと思っているだけかのどちらかです。
 
ではなぜポンプ⇒フレキ⇒チャッキ⇒バルブの順番が正しいのか。 
 
これはウォーターハンマーに関係する。
 
配管は固定が悪い場合、 
 
配管の中の流速が早い場合、
 
横引きが長い場合に発生する。
 
だいたい流速の14倍の圧力が配管にかかる。
 
流速が1m/sの場合14㎏/㎝2。
 
流速が2m/sの場合28㎏/㎝2。
 
この圧力ではフレキが破損するから
 
チャッキの下にフレキを入れて 
 
フレキの破損を防止しているという意味がある。
 
チャッキは故障をする場合が多いから
 
故障修理の時に水を抜くことなく修理がしやすいように
 
バルブを一番上につけるというわけです。

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