浄玻璃の鏡(じょうはりのかがみ)
閻魔様は仏教においては地蔵菩薩と同一と解され、
地蔵菩薩の化身ともされている。
人が死ぬと49日間暗闇を歩き続けるが、
35日目に会うのが閻魔様。
閻魔様が裁判で亡者の善悪の見極めに使用する水晶製の鏡を、
浄玻璃の鏡という。
亡者の生前の一挙手一投足が映し出されるため、
いかなる隠し事もできない。
もしこれで嘘をついていることが判明した場合、
閻魔に舌を抜かれてしまう。
浄は【清い・浄い】、玻璃は硝子。
大昔からの仏教の歴史の中で、
すでに人間は嘘をついていたというわけです。
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