2013年9月8日日曜日

浄玻璃の鏡(2013.9)

浄玻璃の鏡(じょうはりのかがみ)
閻魔様は仏教においては地蔵菩薩と同一と解され、

地蔵菩薩の化身ともされている。

人が死ぬと49日間暗闇を歩き続けるが、

35日目に会うのが閻魔様。

閻魔様が裁判で亡者の善悪の見極めに使用する水晶製の鏡を、

浄玻璃の鏡という。

亡者の生前の一挙手一投足が映し出されるため、

いかなる隠し事もできない。

もしこれで嘘をついていることが判明した場合、

閻魔に舌を抜かれてしまう。

浄は【清い・浄い】、玻璃は硝子。 

大昔からの仏教の歴史の中で、

すでに人間は嘘をついていたというわけです。

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