2013年9月18日水曜日

お寺(2013.9)

一般人に馴染みの少なくなったお寺。

人が死んだ時だけお世話になる。 
 
仕事が少ないから経営的には苦しい。
 
だから葬式の1軒単価が高くなる。
 
経営的には苦しいから、
 
霊園墓地の事業に乗り出したり、 
 
寺の敷地にマンションを建てたり、敷地を売ったり、
 
駐車場経営をやる。 
 
ちょっと勇み足になると破戒坊主と言われてしまう。 
 
今の制度であればお寺の修復費が出てこないわけです。 
 
大変辛い立場であるわけです。
 
だから檀家には何年かに一回、 
 
修復費1軒30万円也の割当て請求が来る。 
 
老人世帯ではお坊さんに馴染みがあり
 
お金は高いなと思っていても、しぶしぶ出す。
 
若い世代では30万円は2ヶ月分の給料。
 
払えないし馴染みもないから檀家を抜ける。
 
葬式は○○殿で1回こっきりでいいわいとなる。
 
まだ神社の方が結婚式で繁盛する。
 
サイドビジネスとしてお安く~高くまで、
 
仏式の結婚式をやらざるをえない。
 
檀家の年寄りが死に、関わりが薄れていくと
 
檀家はひとり抜け、ふたり抜け、最後は廃寺となる。

0 件のコメント:

コメントを投稿