2013年4月10日水曜日

フォーマット(2013.4)

なんでもかんでもフォーマットに基づいて事を運ぼうというのが

本式の手順。

プロがいなくなったからフォーマットがあるのか、

フォーマットがあるからプロがいなくなったのか。

どちらもでしょう。

役所に乗せられて紙が増えて、 

フォーマットがあればだれでも平均化した仕事ができると言われて。

まったくできませんね。

なぜならフォーマットは個人の持ち物だから。

いまの日本の紙文化は、 

ここまで書類を作ってやりましたが失敗してしまいました、

お許しくださいに使われているだけ。

このまま行くとどうなるのか。

答えは次世代の技術者が育たない。 

結果的に建て前を貫くことも出来なくなる。 

建て前の原資の技術が無くなるから。

必ずこうなる。

なぜかというと今でもすでに

惨憺たるものだから。

どれくらいわからないかといえば、

コンビニの店員が急に材料を用意されて

水道の配管をしてくださいと言われたくらいわからない。

急に飛行機に乗せられてスカイダイビングをしなさいと

言われたくらいわからない。

仕事で指を落とした人を目の前にして

針と糸を渡されて縫い合わしてください

言われたくらいわからない。

ようはもうできないという状態になってしまっている。

0 件のコメント:

コメントを投稿