終りの始まり(2013.4)

金融緩和でお金が巷(ちまた)に溢れている。 

日本生命が国債の金利が下がり運用できないから

国債の購入を少し減らすと発表した。

儲からないものには投資を減らします、

民間なら当たり前の行動です。

日本の国債は安全だから毎年、

銀行や生命保険会社が引き受けてきたのに減らすという。 

安全だけれども金融緩和で儲からなくなってきた。 

次はどうなるか。 

買ってもらえるように金利を上げなくてはならなくなる。 

金利が上がると国の借金が増える。

上げなければ国債が売れ残る。 

売れ残れば社会不安が起こるから金利を上げて売ろうとする。

ほらほら金利を上げたから買いなさいよっていうことになる。

金利が上がるとみんな喜んで買うかと思いきや、 

上げないといけないなんて国債は危ないのではと

疑心暗鬼になりながらでも買おうとする。 

でも心配だから奪い合いで買うことはなくなる。

この時に偶然に売れ残ったとする。 

国債が売れ残ったら予算の原資がなくなるから

政府は金利を上げざるをえない。

この状態になると金利の上昇が起こる。

不安定⇒国債の金利が税収を上回ると⇒

ハイパーインフレ⇒日本は終わる。

日本の終わりの現象が具体的に見えてきた。