観自在菩薩(かんじざいぼさつ)、自由に観察できる人。
肉眼で見る、心眼で観る。観るという字は後者ですね。
観るとはどういうことか。
例えば机の上に一枚の書類があります。
見る人には書類が見えます、書類しか見えません。
観る人には何が見えているでしょうか。
東南アジアの原生林の木、木が生きるための水、
水を降らす雲、雲を発生させる太陽、木の枝に止まる鳥や昆虫、
木を切るときのこと、切った人はロンブレンさん、
トラックで運ばれ、船に乗り日本に着いた、
木を加工して、紙になり、その紙をトラックでホームセンターに運び、
それを村田さんが買い、買ったレジの人の名前は吉田さんで、
書類にボールペンで書き、、、、、
この書類一枚に何百万という事象が見えているのです。
たった一枚の書類を見ただけで
瞬時にすべてを把握することの出来る人を
観自在菩薩といいます。
観自在菩薩でさえもお釈迦様の弟子です。
お釈迦様がいかに凄いかわかりますね。
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