凶器(2010.12)

建築現場で絶対使用するカッターナイフ又は電気工事に使うナイフ。

これが凶器に当たる。

法律では、正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他人の生命を害し、

又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を

隠して携帯していた者。

この正当な理由の解釈が難しい。

建築現場の中でカッターナイフを使用するのは正当な理由です。

昼休みにご飯を食べに行く時にたまたま胸のポケットに

カッターナイフを入れたままご飯を食べに

外へ出るのは正当な理由に当たらない。

器具を隠して携帯していた者の解釈も難しい。

仕事が終わって電車で帰宅。小道具をカバンに入れて帰る。

この鞄に入れることが隠すに相当する。

正当な理由と隠すを両立させてなおかつ

カッターナイフを家に持ち帰るには、

帰宅途中、家に帰るまでずっと、

鉛筆をカッターナイフで削りながら帰るしかない。

しかし今度は不審者で捕まるかもしれない。

手元に布をかぶせて 鉛筆をカッターナイフで削りながら帰る。

と怪しいから性犯罪で捕まるかもしれない。

余り考えすぎないのが良さそうです。

どちらにしても解釈は警察の勝手となる。

難しい世の中です。