2010年12月2日木曜日

杜甫(2010.12)

国破山河在りで始まる杜甫の詩【春望】。

国破れて山河在りと読みます。

意味は戦いに破れても故郷に帰れば

見慣れた山や河が迎えてくれる。

元気を出して生きていこう。ではありません。

国が財政的に破綻したとしても、人々は残っているじゃないか。

頑張って生きていこうという意味です。

今から1,250年も前の人がすでに喝破していた。

人間自体の進歩は1,000年経っても変わらないってことです。

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