2010年12月2日木曜日

猫と杓子(2010.12)

猫も杓子(しゃくし)もと言います。だれもかれもがという意味です。

杓子は御飯や味噌汁を注ぐときに使う

真ん中が凹んだお玉のことです。

考えると変言葉ですが、猫も杓子もで意味は通じますね。

昔の人が言い出して全国に広まった珍しい言葉です。

今で言うならコンビニから広まった【よろしかったでしょうか】

のようなもんです。

猫→禰子(ねこ)→神主、杓子→釈子(しゃくし)→僧侶。

つまり神主も僧侶もで誰も彼も。

うまいこと引っ掛けて出来ています。これが語源です。

引っ掛けなくていいとしたら、いくらでも

犬も眼鏡も、

猿もお釜も、

雉も山も、

豚も傘も、、、、、

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