2021年1月14日木曜日

116Excel(CLEAN関数)

〈文字列操作〉


CLEAN関数は、


印刷できない文字(制御文字)を


文字列から削除する関数です。


分かりやすい使用例でいえば、


「セル内の改行を削除した文字列」を求められます。


印刷できない文字


7 ビットの ASCII コードの


先頭 32 文字(値 0 ~ 31)の印刷できない文字


つまり「制御文字」のことです。


10進 文字

0 NUL(null文字)

1 SOH(ヘッダ開始)

2 STX(テキスト開始)

3 ETX(テキスト終了)

4 EOT(転送終了)

5 ENQ(照会)

6 ACK(受信OK)

7 BEL(警告)

8 BS(後退)

9 HT(水平タブ)

10 LF(改行)

11 VT(垂直タブ)

12 FF(改頁)

13 CR(復帰)

14 SO(シフトアウト)

15 SI(シフトイン)

16 DLE(データリンクエスケープ)

17 DC1(装置制御1)

18 DC2(装置制御2)

19 DC3(装置制御3)

20 DC4(装置制御4)

21 NAK(受信失敗)

22 SYN(同期)

23 ETB(転送ブロック終了)

24 CAN(とりけし)

25 EM(メディア終了)

26 SUB(置換)

27 ESC(エスケープ)

28 FS(フォーム区切り)

29 GS(グループ区切り)

30 RS(レコード区切り)

31 US(ユニット区切り)


【書式】

=CLEAN(文字列)

※[文字列]は入力必須


【例】

B2セルの値 ⇨吾輩は 猫である。名前は、 まだない。  

=CLEAN(B2) ⇨吾輩は猫である。名前は、まだない。

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