逆さ水とは、
ぬるま湯を作る手順を通常の手順とは逆の手順で作る方法。
普通ぬるま湯を作る時はお湯に水を足して作ります。
逆さ水の場合は水にお湯を足して温度調節をして
ぬるま湯を作ります。
お通夜の前の湯灌の儀で逆さ水故人が亡くなった後、
棺に遺体を納める前に身体や髪を洗って清めます。
この儀式を湯灌と言います。
湯灌のために準備するお湯は逆さ水で準備します。
遺体にお湯をかける際は、
左手で持った柄杓にお湯を汲み、
足もとから少しずつ頭の方に向かって掛けていきます。
逆さごとは、葬式に関係する物事において、
私たちが日常行っている手順や方向とは逆の手順・方向で
物事を行います。
これは、あの世とこの世とでは
全てのことが逆になっているという考えからきています。
人がお風呂に入るとき、
ぬるくなった風呂に高温の湯を入れて熱くすることは
逆さ水とおんなじことや。
なんか当たり前のように
逆さ水っていう事が行われていることに
愕然(がくぜん)とした。
ついでに言うと、夜間に通夜を執り行うのは、
あの世の時間とこの世の時間は反対になっていると
されていて、故人があの世で迷うことがないように、
あの世の昼間となるこの世の夜に通夜を執り行う。
う~ん物語。
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