2018年9月11日火曜日

鉄骨建物(2018.9)

方や木造家屋、方や鉄骨家屋。

火事になり木造家屋全焼、方や鉄骨家骨組みだけ残った。

この骨組みを使って住宅再建だ、とはならない。

鉄骨の場合、500度程度から急激に強度が下がる。

500度で約1/2、600度で約1/3、

1,000度でほぼ強度は0。

天井が焼け落ちるような大きな火災になると、

1,000以上になります。 

鉄骨は使えない、廃棄処分。

では鉄を作るときに真っ赤に焼いて圧延して製品を作る。

刀、工具はやはり真っ赤に焼いて作る。

これを水に入れ急冷し焼きを入れる。

また軽く焼き焼き戻しをして強度を上げて作る。

金属を真っ赤に焼くと強度が落ちる。

配管で溶接するときにバ-ナ-で

炙(あぶ)りますが

もちろん焼き戻しなどできませんから金属は弱くなる。

弱くなるが中に通す冷媒、水などを通す役割は

果たしてくれます。

また柔らくなることが逆に地震や建物の揺れに追従して

破損を免れることがあります。

炙(あぶ)るという漢字、火に当てて軽く焼くこと。

炙るは月と火の組み合わせ。

肉+火の会意文字(二字以上の漢字を組み合わせ,同時にそれぞれの意味をも合わせて一字の漢字とすること)。

肉を火であぶる字。

肉は夕に似た形になっている。

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