北海道最大の火力発電所、
苫東厚真(とまとうあつま)発電所(165万kw)の故障。
ボイラー内部の配管の亀裂故障。
配管の入れ替えしかないな。
写真で見ると
コイル配管内部の水流のスピ-ドが早くて
配管が削れて薄くなる。
炉内部の温度が高いのでコイル配管の伸び縮みが激しい、
常に配管に力が加わる。
この状態で揺れにより破断。
ほとんど配管が薄くなり配管の金属が
崩れる一歩手前だったというわけです。
1998年製ですが
主蒸気温度および再熱蒸気温度600℃、
主蒸気圧力25Mpa。
常に600℃の熱で配管の耐える応力は1/3になり
25Mpaなんてべらぼうな圧力で
配管は常に限界状態運転。
20年もよくもったもんです。
ついでに言うと原発内部の熱交換器は
放射能が強すぎて調べることもできないのですが。
調べることもできないことは言わない、闇の中。
どうなんでしょうか。
あとは運だけ。
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