ポ-ルの間隔が広くても狭くても
垂れ下がるチェ-ンの作る曲線は下記、
懸垂曲線という式で表される。
y=a((ex/a+e-x/a)/2)
aはx軸(上記ポ-ルの写真で言うと地面)
英語で言うとカテナリー曲線。
最初に考えたのはベルヌーイの定理で有名な
ベルヌーイ、1691年。
例えばこの吊り橋
はカテナリー曲線に自然となっている。
瀬戸大橋
のように吊り橋ではあるが鉄で作ったもので
上部の親綱から吊っている物は
親綱を橋脚間に渡した時がカテナリー曲線になっている。
その親綱に橋を吊る支線を付ければ
カテナリー曲線ではなくなっていますが。
カテナリーを重力方向について
上下逆向きにした形状にすると、
通常のカテナリーの逆に、
全ての部材に圧縮力がかかることになり、
力学的に安定する。
この代表的なものに1673年創建、
山口県岩国市の錦帯橋がある
1673年の日本の大工さんが
知っていたことはないでしょうが、
経験値として体得していたのでしょう。
曲線の名前は知らなくても大昔から垂れ下がることは
知っているから考えてひっくり返したんでしょう。
煉瓦で作ったトンネル
最も安定する。
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