2018年4月9日月曜日

地震の確率(2018.4)

ある地域で1200年間に6回の地震があるとすると、
1200÷6=200で、
200年に1回地震が起こるのだろうと予想が出る。
最後に地震が起こったときから経った年数に応じて、
次の地震が来る確率が計算できる。
地震の間隔が200年なら、
前の地震から100年の間に次の地震が来る確率は
50%と考える。
ただし必ず200年に1回地震が起こるという前提は
確実かどうかはわからない。
東京直下型地震の発生する確率は、
30年以内で70%と発表されているが
人々は都会に住みたい、仕事が欲しいから
東京へ東京へと人口が移動していく。
0年以内で100%と言われてもまだ
50年もあるやんということで
やはり東京へと人口が移動していく。
地震は定期的に必ずあるんだけれど
率という学問にはそぐわないような気がする。
南海トラフ地震の発生確率、
今後30年以内に70%~80%と言われているが
来るとも来ないとも言っていない。
でもこの提言に沿って
役所では盛んに耐震工事を進めている。
経済を上向きにしたい
政府の絶好の言い訳になっているんでは。
あなたの死亡率が今後30年間に50%と言われても
必ず死ぬとは限らない。
でもあなたの死亡率が
今後100年間に100%と言われると誰でも信用する。
確率とはこんなもの。
今まで地震が来るぞと言われて
その場所に来たためしがない。
思いもしなかったところに来る。
今度は山陰だ。

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