2018年4月28日土曜日

大川小学校(2018.4)

大川小学校の裁判で生徒側が勝った。

学校防災に高い水準を要求されると判断された。

今後の学校運営をどうするのか。

第一は設備的に。

震度7でも潰れない学校を建設する。

少なくとも4階建て以上。

屋上に逃げれば津波に対してはオーケー。

第二は人間的に。

これが最も難しい。

規則でもない、手順でもない、命令系統でもない。

その場の判断で良いと思われる行動を見抜いて、決断し、

すぐに行動を起こす。

これが果たしてできるかどうか。

頭は冷静にかつ行動に結び付けるということ。

規則、手順でしか動くことさえできない現代人に

規則、手順で決められていない問題が起こったときに、

はたして動けるのかということが求められている。

事前にすべての事象に対応するのは困難だ

ということがわかっていて、

かつ学校防災に高い水準を要求されるということは、

人間のとっさの判断力が求められているということである。

判断力と突破力のある人間が求められている

ということです。

この後は規則、手順を重視することに重きを置く方向に

物事が進むんだろうけど、ここがすでに失敗。

この場合

要は無事を確認⇒高いところに逃げる。

これだけ。

命令系統は要らない。

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