大川小学校の裁判で生徒側が勝った。
学校防災に高い水準を要求されると判断された。
今後の学校運営をどうするのか。
第一は設備的に。
震度7でも潰れない学校を建設する。
少なくとも4階建て以上。
屋上に逃げれば津波に対してはオーケー。
第二は人間的に。
これが最も難しい。
規則でもない、手順でもない、命令系統でもない。
その場の判断で良いと思われる行動を見抜いて、決断し、
すぐに行動を起こす。
これが果たしてできるかどうか。
頭は冷静にかつ行動に結び付けるということ。
規則、手順でしか動くことさえできない現代人に
規則、手順で決められていない問題が起こったときに、
はたして動けるのかということが求められている。
事前にすべての事象に対応するのは困難だ
ということがわかっていて、
かつ学校防災に高い水準を要求されるということは、
人間のとっさの判断力が求められているということである。
判断力と突破力のある人間が求められている
ということです。
この後は規則、手順を重視することに重きを置く方向に
物事が進むんだろうけど、ここがすでに失敗。
この場合
要は無事を確認⇒高いところに逃げる。
これだけ。
命令系統は要らない。
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