菜根譚(さいこんたん)、中国の書物。
昔も今も人間はそんなに変わらないということ。
いやいや~現代の人間には必要ないと言われるかも。
●道を守って生きれば、一時(いっとき)孤立する。
権力にへつらえば居心地は良いが、
その後に永遠の孤独が襲ってくる。
めざめた人は、現世の栄達、物欲に惑わされず、理想に生きる。
●万事に如才(じょさい)ないよりは、
いくらか間が抜けているほうが、
また、ばかていねいよりは、
一本気でぶしつけ、ぶっきらぼうの方が人間として信用できる。
●耳に入るのは耳の痛い言葉ばかり、
することなすこと思うようにいかないという状態の中でこそ、
人間は磨かれる。
耳に入るのは甘いお世辞ばかり、
何事も思いのままという環境ならば、
知らぬまに猛毒に侵されて一生を台無しにするだろう。
●自然には温かい太陽が欠かせない。
人々の心にも喜びの心が欠かせない。
●うまいことづくめのとき、
えてして思わぬアクシデントに見舞われる。
だから調子の良いときこそ、
いいかげんなところで手を引いた方が良い。
手も足も出ない逆境の果てに、案外、
一条の道が開けることがある。
だから思いどおりにならぬからと、
やけを起こして投げ出すものではない。
●人の過ちを批判するときには、厳しすぎてはならない。
相手がそれを受け入れられるかを考えるべきである。
人を指導するときにも、目標が高すぎてはならない。
従うことのできる目標を与えるべきである。
こんなことが山のように書いてある。
ほどほどに生きなさい。
お手軽ちょんちょんはアカンということや。
他人を責める前に自分はどうなんやということや。
楽して益を求めても得られない。
儲かる話には乗るな、地道にいこう。
今の人にはできないというより
納得できないことばかり書いているが、
精神的には楽にはなるで。
自分の生活を上空から見られて迷いがなくなる。
損得に必死にならなくなる。
明日は日曜日、インターネットで一度検索あれ。
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