30年前日本は欧米に追いつき追いこせをスローガンに
世界第二位の経済大国になった。
歴史は進み、中国・韓国・台湾・東南アジアが
日本に追いつき追いこせをスローガンに日本を猛追、追い越した。
前を行くアメリカは製造部門で世界に追いつかれたが、
マイクロソフト・グーグル・アップルがソフト部門で飛躍し一歩リードして前進した。
日本はこの飛躍が出来ていない、追いつかれたけれども追いついていない。
だから現在、産業は惨憺たる有様になってしまった。
ギリシャとおんなじ、もらうものはもらう、与えるものはやらない、
役人的発想国民ばかりになってしまった。
商売となる理系の人材が学校で育成されていないのが原因。
理系の学校は山のようにありますが、
総花的な勉強ととにかく学校を出たら良いという勉強で想像力特化の勉強が出来ていない。
想像力特化の勉強とは物理・数学の専門分野、
人文関係の小説・詩、音楽、
この辺りのハーモニーが出来ていないために想像力が無い。
これが最大の原因。
右がだめなら左へ、左がだめなら右へ、
前後左右に自在に進む脳の柔らかさが無いために新しい技術が創造できない。
また一見して食っていけるだけの給料が出ているので、
最初からちゃんとした生活をしようとし落ち着いてしまうから現状に満足する。
現状に満足するとそこで終わりとなる。
経済大国となり、国民が殿様となり、15年ほど現状に満足し、
あぐらをかき種まきをしてこなかった。
これが現在の惨憺たる有様の原因。
ではどうすればいいか、答えはどうしようもない。
楽していい生活を享受してきた人間には現状を突破する力は無い。
生活が苦しいことを制度や他人のせいにする人間には乗り切れない。
自分の意見を持ち他人に頼ることなく進めばこの先良いこともあるかもしれない。
このままでは尻すぼみ、まもなく突き当たり。
すぐそこに見えている、、、、、
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