2012年4月3日火曜日

架線(2012.4)

新幹線の架線上部の線は吊り架線といい、

パンタグラフが当るところはトロリー線
という。

この
トロリー線はパンタグラフが接触して集電し、

各車両のモーターを回している。

トロリー線はパンタグラフが常に擦(す)っていくので減る。

昔は新幹線の1両毎にパンタグラフが付いていた、つまり
8両編成ならば8個

しかし
最近は8両編成でもパンタグラフは2個、

電車と電車の間はこのようにして屋根の上で碍子を使って
電気がもれないようにして電気を送っている。

パンタグラフを少なくして架線を保護しているわけです。

かつスピードアップ(300km)する事によりパンタグラフが多いと

架線が上下に踊って、架線とパンタグラフがぶつかり

トロリー線の銅線を大きく削るので、

それが無いようにパンタグラフを少なくしている意味もある。

この架線1.5kmで1架線単位、

全体は6トンで引っ張って張力を作っている。

今度新幹線に乗ったときに一度ごらんあれ、、、、、

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