4200万光年彼方の宇宙の端から出た光が137億光年後に地球に届き、
人間は宇宙の端が137億光年先にあると知る。
見ている映像は4200万光年先の光なんだけれども
137億光年の昔の映像にイコール。
人間が知る範囲は光で見える137億光年までということです。
なぜ4200万光年向こうの光が地球に届くのに137億光年もかかったかといえば、
光の数倍の速度で遠ざかっているからです。
ちょうど流れの速い川をボートで上ると時間がかかるのとおんなじ。
いま宇宙の端は理論的に465億光年先にあり、
光速の3.5倍の速度で遠ざかって行く。
時間軸でいうと見ている映像はすべて過去。
宇宙の端の手前はすべて過去、端そのものが現在、端の向こうは未来。
理論上は465億光年先ではあるが、現在は無いかもしれない、あるのかもしれない、
収縮しているかもしれない、収縮して近くにまで来ているかもしれない。
見えた瞬間の映像しかまったくわからない。
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