2011年7月6日水曜日

脆性遷移(2011.7)

鋼の脆性遷移温度とは、

鉄が古くなって急激な温度変化があると突然割れる温度。

普通、鋼の脆性遷移温度はマイナス20度。

つまり鋼製の容器の温度が200度として、

そこに一気に水を入れてマイナス20度までは

容器は大丈夫という温度に対する丈夫さを示す指針。

各地の原発は長年使っていると、

放射線の中の中性子線が鉄に影響してこの温度が

だんだんと上昇していく。

この脆性遷移温度が玄海原発1号機の場合98度、これは九州電力。

美浜1号機は81度、同2号機が78度、大飯2号機が70度、

高浜1号機が54度、これらは福井県にある関西電力。

6位の敦賀1号機が51度、これは福井県にある

日本原子力発電。

動かしていて緊急冷却するときが危ない。

風の流れを考えると、九州で爆発すると大阪まで住めなくなる。

福井で爆発すると東京まで住めなくなる。

どうして稼働を再開するのかわからない。

政府は原発の安全は国が責任を持つと言いましたが、

お金のない日本がどうして責任を取るのか、無理でしょうね。

ごめんなさい、で退陣して終わりですね。

地震等の自然の力ではなく機器の古さで爆発すれば、

いくらポケッとしている日本人でも原発は全停止でしょうね。

次に潰れるのは九州電力、関西電力、日本原子力発電。

設備は30年が限界は業界では普通の話。

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