この手すりは直径30mmのステンレス鋼管(薄肉)を曲げたものです。
コンクリートの面から200mm埋め込んでモルタルで埋めてある。
モルタルが乾いたから、今日は手すりの試運転。う~むなかなかしっかりしている。
少しくらい体重を掛けても大丈夫まだ歩けるから手すりは必要ですが、
歩けなくなったら這(は)って風呂に入ろう、、、、、
ステンレス鋼管(薄肉)にまずヘヤーラインをつける。
直管を機械に通すとヘヤーラインが付く。
ステンレスの仕上げは
鏡面研磨(ピカピカの鏡のような仕上げ)、
ヘヤーライン研磨(同方向に浅い傷をつけて目を騙して美しく見せる仕上げ)、
ビーズブラスト研磨(小さな玉を連続してぶつけてピカピカを取って少し曇った仕上げ)等
各種あります。
いずれも人間の目に美しいと見せるための工夫です。
錆びるから、今回ステンレス管にしましたが、
ステンレス管に硬質クロームメッキ(車のマフラー、ホイール)をすれば、
ピカピカの錆びない手すりが出来ます。でも費用と相談です。
ヘヤーラインは比較的安いけれども、手すり1個2,000円でした。
曲げる、これも機械です。自動車くらいの大きさのベンダーで曲げます。
曲げる管の外側に回転するコマが付いていて、
コンピューターで角度を入力すればその通りに曲がります。
67度、112.8度の微妙な角度も曲がるしかも一点の皺(しわ)もない。なかなかのものです。
パイプ込みで曲げて手すり1個17,000円、けっこう高い。
く~
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