日本で言う安全第一は他人の力による安全。
各自が持っている危険意識はほとんどない。
建築現場でも60歳以上の人間は強い危険意識を
持っているが、若い職人はそれほど意識が無い。
年寄りは若いころから危険な目にあい、怪我もして、
危険なことは体に染みついて知っている。
昔は建築現場の怪我は自分持ちだから
気を付けて作業をしていた。
結果、誰に言われることなく安全意識は身についている。
現代は足場、開口の閉鎖、表示はもちろん、
朝礼でkyを書いて言って、
まるでサラリーマンのように言い聞かせている。
月に一回安全協議会を開き、
安全パトロ-ルをやっているが事故は無くならない。
なぜか。
実際に作業をする職人に安全意識が無い。
なぜ無いのか。
上部がちょっとした怪我に敏感で、怪我をさせない。
怪我をする前に作業を止めてしまう。
このようにすれば怪我をするんだという知識が
身につかない。
だから危険なことを平気でやるし、
大事故を起こしてしまう。
上部も本当に危険なことはわからない。
わからない上部がわからない職人に指導をするから事故る。
職人も親方から充分に知識を吸収していない、
の前に今の親方はあまり知らないから
知識を伝えられていない。
今は小さな怪我、危険な目を止めてしまうから
ある日突然大事故が起こる。
上部は書類ばかり書いて時間を取られて
実際に現場を知らない人間が
形ばかりの安全ばかり指導するからや。
日本の安全は書類を集めることが安全だ、
逆に書類が完全だと安全だとしているから。
その書類が責任逃れに使うだけだから。
いつまでも事故は無くならない。
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