精霊蝗虫(2018.8)

精霊蝗虫(しょうじょうばった)

【バッタ目・バッタ科】

日本のバッタの中では最大種で、

斜め上に尖った頭部が特徴。

チキチキバッタとはオスがこう鳴き

コメツキバッタとはメスが捕まった時に

身体を縦に振る姿から。

これはメスです、大きい１０ｃｍくらい。

旧盆のあたりに発生するため、

 「精霊の化身」 と見られた。

精霊とは草木、動物、人、無生物、人工物など

ひとつひとつに宿っている、とされる超自然的な存在。

蝗虫とは号令一下大勢で行動して、

通過した土地の草を食べまくる虫の皇帝から。

虫害はこのバッタの大量発生が一番ひどい。