2012年2月28日火曜日

大工(2012.2)

昔は近所の大工さんに家を建ててもらっていました。

いつしかデザイン重視の世の中になり、

大工さんがデザインに対応できなかったために、

大手のプレハブメーカーが伸びて、

大工さんは仕事が無いものだからプレハブメーカーの仕事を貰い、

メーカーの作った製品を組み立てるだけの人になってしまいました

大工さんが家全体を考えることの出来る棟梁ではなくなったということです。

また昨今は自然回帰とともに、

昔の縁側のある本来大工さんの得意な家の人気が出てきたのですが

如何せん長年、
組み立て屋さんとして働いてきたものだから

若い大工さんに技術の
継承ができていない。

だからやっぱり家はプレハブメーカーの独壇場になる。

良心的な大工さんならプレハブメーカーの利益分だけ安い家が作れるんだが。

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