2010年12月4日土曜日

農業改革(2010.12)

道を走っていると草ぼうぼうの畑地が目につく。

農林族がJAが自分たちの利益を守ろうと

農地を転売できないように、また新規参入をさせないように

ガッチガッチに農地に法律の網をかけ、

一般人の参入を拒んだ。

当初はそれで農林族、JAは潤ったが

ひとつだけ予定外の事態が発生した。

30年を経て高齢化で農業人口の激減。

農業では食えないから若者は街に出る。

あと10年もしたら農業をする人が居なくなる。

働き手が居なくなるともちろん利益を吸い上げていた

JAは立ち行かなくなる。

法律が邪魔をして先が見えない状態。

今はそれに輪をかけ補助金を出させて延命しようと必死。

農地を解放する方向に進まないのは、

新規参入する若者、企業は販売ルートが自由だから、

JAの言うことは聞きません。だから解放しない。

じゃあ解放しないとどうなるか。農業人口の激減で、泥舟。

農林族もJAも農家も沈んで終わり。

どっちみちこの先、時によりJAは縮小する。

いまの農業政策は鎖国状態。

守りは縮小、昔から相場は決まっている。

じゃあどうすればいいのか。

規制撤廃する以外日本の生きる道は残されていないのは、

ハッキリしている。

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