以下の2説がある。
●毛細管現象。
葉から水分を放出する。
これにより少なくなった水を毛細管現象により根から吸い上げる。
いかにもという説ですが大気圧で上がる高さは10m。
10m以上の木には当てはまりません。
が、凝集力というものがあり植物の水の吸い上げは
極めて細い道管内では理論的には凝集力で
2,000mほど上がる。
ですから植物の吸水は葉で蒸散が起こると
この細い水の糸が大気中に引っ張られる。
そうするとずるずる水が引っ張られ
根から水があがる。
●浸透圧
中学の理科で習った浸透圧。
容器の真ん中に半透膜の仕切りを入れ左に塩水、右に真水を入れると
真水が塩水のほうに行こうとする力。
濃度の低いほうから高いほうに行く力を浸透圧という。
塩水の場合この力は最大27気圧。
つまり270mの高さまで塩水側の水面が上がる。
浸透圧と木に何の関係があるか。
木は光合成により糖分を作る。
糖分の濃度によりますが浸透圧は最大23気圧。
つまり230mの高さまで糖分側の水面が上がる。
根の部分が半透膜の役割を持っていて土の中の水分が
木の上のほうまで水をいきわたらせる。
どちらが正解なのかは木にならないとわからない。
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