110歳の大台に乗った。
肉体は枯れ、痛みもあまり感じない、体の機能も衰えた。
子供も孫も先に死んだ。
体が枯れ木のようになれば死もそれほど恐れない。
寝ている間に死んだ。
大往生です。
人間なかなかこうはいかない。
することはあるようなないような、でも命は惜しい。
60を超えても体は衰えない。
画鋲を踏んでも痛い、あっ痛〜
ひっくり返る。
食うこと、寝ることが面倒になる。
風呂は一大事業。
服は着れるが脱げない。
ワイシャツのボタンが止まらない。
たまに現場の補助に呼ばれるが飽きてきた。
意気込みもない。
安全帯二丁掛け、ヘルメット、安全靴、ヘッドライト、
きれいな服、ラジオ体操、ky、朝礼、
建前だけなのが見え見えで馬鹿馬鹿しい。
何を言っているのかわからなくなってきたので
終わります。
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