私が55歳くらいまでは
冷暖房といえば水を媒介としたものだった。
ボイラー、吸収式冷暖房機、チラー、蒸気。
これが普通だった。
配管に順番に水を入れていく時、
配管の中の空気が水と入れ替わる。
空気がボコボコと音を立てて出て行き
替わりに水が入っていく。
この音を聞く時仕事をやっててよかった、
報われたという感じて聞いていた。
55歳以降は空冷。
エアコンですね。
配管をつないで、終わり。
嬉しくも何とも無い。
この辺りからは、設備屋としては終わっていたのだろう。
しかも責任逃れの書類地獄が始まった。
職業としては最低の仕事になったな。
現場よりも上位を守るための書類屋。
生きるためとはいえ日本の衰退に手を貸してしまったな。
反省しきり。
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