耐性(2017.7)
自然界はまさしくおいかけっこ。
最近、菌が薬に対して耐性を持つようになってきている。
抗生物質が効かなくなってきたというわけです。
自然界もこのいたちごっこの繰り返し。
チョウチョはアブラナ科の葉っぱに卵を生む、
芋虫の時に葉っぱを餌にするからです。
葉っぱを食べられないように世代を越えるたびに
アブラナ科はチョウチョが忌避する毒性を強くする。
チョウチョはその毒性に対抗して毒性をものともしない
耐性を強くする。
また植物はチョウチョに対抗して毒性を上げる。
今さら他の植物を求めて一からアタックできない
チョウチョはまた耐性を上げる。
この繰り返しが永遠に続く。
人間もスズメバチ、ヒアリにしょっちゅう刺されていれば
軽く耐性ができるんだけど。
熊なんかはいくら刺されても大丈夫、耐性がある。
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