2017年7月6日木曜日

耐性(2017.7)

自然界はまさしくおいかけっこ。

最近、菌が薬に対して耐性を持つようになってきている。

抗生物質が効かなくなってきたというわけです。

自然界もこのいたちごっこの繰り返し。

チョウチョはアブラナ科の葉っぱに卵を生む、

芋虫の時に葉っぱを餌にするからです。

葉っぱを食べられないように世代を越えるたびに

アブラナ科はチョウチョが忌避する毒性を強くする。

チョウチョはその毒性に対抗して毒性をものともしない

耐性を強くする。

また植物はチョウチョに対抗して毒性を上げる。

今さら他の植物を求めて一からアタックできない

チョウチョはまた耐性を上げる。

この繰り返しが永遠に続く。

人間もスズメバチ、ヒアリにしょっちゅう刺されていれば

軽く耐性ができるんだけど。

熊なんかはいくら刺されても大丈夫、耐性がある。

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