水彩画、【毘沙門天(びしゃもんてん)】
もともとはインドの神。
インドの熱い気候、熱心な信仰心により生み出された神。
中国から日本に入ってきた。
日本では四天王の一人として数える場合は【多聞天】
と称する。
あとの三人は持国天、増長天、広目天。
多聞天とは人の話をよく聞く人というところから
つけられた名前。
一人だけの神としてまつられる場合は【毘沙門天】
と称される。
各々の成り立ちに物語があり歴史がある。
毘沙門天の発症は京都の鞍馬寺。
日本全国に広まり、名を変え寺にいる。
甲冑で身を固め
右手には何でも打ち据える法棒を持ち、
左手にはなんにも寄せ付けない宝塔を持つ。
甲冑、法棒、宝塔がなければ弱いのかどうかはわからない。
形としての善神は数多いが
あくまで人間の心のよりどころとしての信仰の対象となる。
実際は人生はプラスマイナス。
悪を働けば自分に返る。
どの形であっても悪人を懲らしめる。
あんたのことや。
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