創業1〜10年、
仕事が楽しくて仕方がない。
段取り、予算、手配、実行、決済まで全て自分持ち。
時流に乗り会社はあれよというまに上場。
社員200人。
11〜20年、
上場企業らしく経理が充実。
予算、決済は経理の仕事。
段取り、手配、実行だけを見ていれば良いが
仕事量は増えた。
下請けを導入して下請けを管理する仕事が主になる。
新入社員が次々と入り、
自分の仕事を新入社員に割り振るようになる。
社員3,000人。
21〜30年、
社員が増え利益もたくさん要る。
会社のネームバリューでなんとかしのいでいたが、
下請けが力をつけ、
外国からも安い品物が入るようになってきた。
次の製品を考えないといけないが
下請けを管理する仕事が主なので、ノウハウが無い
思いつかない。
賃上げもままならず、ボーナスも出しにくい。
新規事業も出せず、社員の首も切れず、
社屋を売って凌ぐ(しのぐ)がいよいよ立ち行かなくなった。
企業30年説とはこういうこと。
企業は創業時の精神を忘れず、
製品開発を主に、安い製品を売り続けないと
30年でおかしくなる。
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