2020年12月18日金曜日

もう限界

日本の下請けの作った製品に大企業のシ-ルを貼って


3倍の値段で売る。


海外のタイ、中国、インドネシアで作った製品に


大企業のシ-ルを貼って3倍の値段で売る。


こういう商売が限界を迎えている。


大企業は給料、ボ-ナスをたくさん払っているから


どうしても高く売らないとやっていけない。


大企業の作った製品だから信頼性があるからと


日本人は値段の高い物、高い物を買ってきた。


高いほうが良いような気がする。


これが10、20年続く。


日本の下請け、タイ、中国、インドネシアの物作りが


当初は日本製品の模倣(もほう)であったが、


どこにでも才ある人がいるので、


もっといい物を独立して自社製品として売り出す。


当初はボチボチしか売れないが


日本の大企業の製品を作っていたから品質は確かで


故障もない。


徐々に浸透して一般人がネットで製品を見つけ


買ってはるかに日本製よりも良いことに気づく。


しかも値段は日本の下請けは半額、


外国製品にいたっては日本の大企業と同じものが


3割の値段で買える。


使用感は日本の大企業の製品より完全に上。


日本の大企業の商売はもう限界に来たな。


外国では絶対にまねのできないものを作らないと


将来は軒並み潰れる。


でも作れない、技術者がおらん、


下請けを管理する書類ばかり作って


大企業の名前に胡坐(あぐら)をかいてきたから。


書類作りはうまい人間しかいない。


大企業の中間幹部は気づいているが


社員が多すぎ、ぬるま湯だから動かない。


反発だけ。


社内で争っている間に、消費者は気づいている。


日本は書類とともに沈む。

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