政府の事業を民間に委託する際の
【中抜き】が問題となっている。
国民はなんというひどいことなんだと思うだろう。
建築業界では【中抜き】は当たり前の事。
施主(100%)⇒一次一流企業(100%)⇒
二次中堅企業(60%)⇒三次弱小企業(48%)⇒
四次施工会社(38%)。
38%で利益を出し実際の施工費は32%。
施主は10億円出し、
10億円の建物ができていると思うが
実際は3億2千万円の建物が出来上がっている。
テレビ業界では。
番組制作費として、
スボンサ-(5千万円)⇒
一次一流制作会社(3千万円)⇒
二次二流制作会社(2.4千万円)⇒
三次三流制作会社(1.9千万円)⇒
四次四流制作会社(1.6千万円)。
1.6千万円で利益を出し実際の製作費は1.4千万円。
スボンサ-は5千万円出し、
5千万円の番組ができていると思うが
実際は1.4千万円の番組が出来上がっている。
テレビ局は中抜きの酷さを放送している。
税金だからを強調されても、
自分自身も同じことをしている。
じゃあスポンサーは大損じゃないかと思うが
スポンサーも同じこと。
今度はこの逆を考えればよい。
製品を中国に発注し製造費(32%)⇒
一次代理店(38%)⇒
二次代理店(48%)⇒
一次一流会社(60%)⇒
客(100%)。
おなじこと。
自動販売機で買う缶コ-ヒ-120円、
原価は15円。
世の中はこんなこと。
あなたの会社も同じこと。
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