2013年2月2日土曜日

笹子トンネル(2013.2)

笹子トンネルのコンクリート製の天井が落ちた原因を

今ごろ発表しました。

原因は接着剤不足。 

そもそも上向きに使ってはいけない施工方法を採用した

道路公団のミス。 

次に仕事が欲しいからホイホイ言うことを聞く

大手建築屋のミス。 

次に、どうしてもこのケミカルアンカーで施工する場合、

熟練した職人でないと、このような施工ミスが起きる。

大手建築屋がこのボルトを安易に考えていたのでしょう。 

請負の流れは

道路公団⇒大手建築屋⇒鉄工所⇒アンカー打屋⇒

下請けのアンカー職人。

下請けのアンカー職人にベテランが居なかったのでしょう。

見よう見まねでアンカーは打ててしまうから恐ろしい。

管理する建築屋はなぜ防げなかったのか。 

公団に出す管理してますよっていう書類を作るのが忙しくて

現場に行く暇がない。どうせ作文でしょう。

ここは重要ポイントだから本来は見ておかねばいけなかった。 

では見ていたとして防げたか。

まず無理でしょうね、下請け任せで

どこまでやれば良いのかがわからない監督ばかりだから。

書類を増やすとこうなる良い見本、

ワシはトンネル工事とは関係ないからしらんということではない。

今の日本の工事は管理をすべて書類でやっているから、

現場はオカラスなんよ。

書類はすべて強度は、

グラフ付きの立派なものが提出されていることでしょう。

書類を書いている時間があれば現場に行かんかい、

おらおら。

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