2013年2月9日土曜日

消費社会(2013.2)

1970年代、80年代のバブルを経て

お金が家庭に回り出してから日本の家族制度は崩れていった。

それまでは大家族で助け合い、

年よりの知恵も伝承され貧しいなかでもカツカツ暮らしてきた。

お金があるから分家が簡単に出来るようになった。 

お金で家を買い、車を買い、エアコンを買い、

足らなければすぐにお金を出して買い足す。

これの繰り返しで消費社会が定着した。

でもお金がなければどうにもならないから

昨今の不況でお金が回らない、

年収300万円ではどうにもならない、

貧しいとか不幸だと考えるようになり

消費社会が回りづらくなって来てしまった。 

世の中の不況がここまで来ているのに

消費社会の価値観はまったく変わらない。 

昔の大家族制の生き方が窮屈(きゅうくつ)で、

嫁と姑がうまくいかなくて、自由がなくてと、 

まったく現在ではいい評価はされないが、 

消費社会が崩れてきているのに

生き方は消費社会のままでは世の中のうまくいかなくて当たり前やな。

自殺、殺人、火付け、バイオレンス家族、生活保護の偽取り、

詐欺、万引き、かっぱらい。

世の流れに合わせた生活を真剣に考える時期に来ている。

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