2013年1月23日水曜日

ポキン(2013.1)

ユンボで土を掘っていたら、ポキンという音がして、

油圧とバケットを繋(つな)いでいるピンが折れました



ピンといっても鋼鉄製の直径4cmのピンです
油圧が伝わらないからバケットはぶらんぶらん。

正面からよく見るとリンクのアームは左右対称じゃない
左側はリンクがアングル型に右側はフラットバー型で

作っています

両サイドが決まっているときにピンが折れると

逃げが無いから他の部分に力が加わって壊れてしまう。

右側のリンクをフラットバーにして、

この部分を曲げることによりピンが折れても

他が壊れないように考えている。

後日談、現在の不況により小松製作所の販売店が

かなりの数閉鎖されてしまっている。

いつもお世話になっている店も閉鎖されていた。

ピンを売っている店屋が無いという事です。

インターネットで調べて軒並み建機会社に行ったが

在庫がない、古いから取扱ができないということだった。

丸1日350km走って、

ようやくたどり着いた重機販売会社で80歳近い社長が

部品を作ったるわの一言で、作ってもらうことで決着した。

年寄りは何でもできるし、する。

今の若い人では部品が無ければどうする事も出来ない

ということです。

作ることなんて全く無理。

日本はとんでもない国になったな。

車でも修理屋さんではなくなっている。

部品を取替え屋さんでしかない。

今の若い者に技術が全然伝わっていないことを実感した。

こんなことでは技術の国ってちゃんちゃらおかしい、

もう知らんわい。ちくしょう、、、、、

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